


トレーニングベルトって色々な種類、ブランドがあってどれを買って良いか悩みますよね…
安くない買い物ですし、良いモノを選んで長く使いたい!と思うはずです。
今回はトレーニングベルトの選び方について、おすすめも含めてお話していきたいと思います!
本記事は、
- どんなトレーニングベルトを買えばいいの?
- トレーニングベルトを選ぶポイントは?
- トレーニングベルトのおすすめが知りたい!
という方向けの内容となっています。
そもそもトレーニングベルトって何?自分には必要なの?と迷っている方!
別記事でトレーニングベルトについて基本的なことをまとめているのでまずはそちらをご覧になってください!
↓知りたい内容までジャンプ!↓
トレーニングベルトの選び方

トレーニングベルトを選ぶ際に考慮するポイントは、
・材質(ナイロン・革) ・留め具(テープ・ピン・レバー) ・サイズ(長さ・幅の広さ)
です。
モノによって値段や使いやすさが全く違うのでしっかりと理解しておきたいポイントです。
順に説明していきます。
トレーニングベルトの材質
トレーニングベルトには大きく分けて2種類の材質を使ったものがあります。
・ナイロン製のモノ ・革製のモノ
です。
ナイロン製のトレーニングベルト

ナイロン製のモノは幅の広いタイプが多いです。
革のモノと比べると使い始めから身体へのフィット感が高いでしょう。
しかし、フィット感が高いというのは言い換えれば伸縮性があるということであり、腰回りをガッチリと固定出来るかという点においては革製のモノには敵いません。
比較的安価であり使いやすいことから、初心者や女性にオススメとされていることが多いです。
革製のトレーニングベルト

革製のモノはホールド力に優れています。
革製品というのは使い込むことで馴染んでくるものなので、初めは硬く使いにくいと感じるかもしれません。
ベルト穴の数や間隔がベルトによって様々なので、お腹周りのサイズが大きく変動する(減量・増量を繰り返す、高重量を扱うがダイエットがメインなど)場合ではサイズ選びやモノ選びがシビアになる可能性もあります。
トレーニングベルトの留め具

留め具には、
・マジックテープタイプ(主にナイロン製のモノ) ・ピンタイプ(1本・2本) ・レバーアクションタイプ
といったものがあります。
マジックテープタイプ
マジックテープ(ベルクロ)タイプのモノはほとんどのナイロン製トレーニングベルトに見られます。
普通のベルトのようなピンが無いので細かく締め具合を調整できるのがメリットです。
逆に言えば、力加減やマジックテープの質に締め具合が依存するため、ホールド力は革のモノと比べると劣ります。
マジックテープタイプのモノはナイロン製のものがほとんどであるため洗濯が可能ですが、長期間の使用によるテープの劣化は避けられません。
ピンタイプ
ピンタイプのトレーニングベルトは一番メジャーでしょう。
ピンタイプには1本ピンと2本ピンがあります。
1本ピンの方がつけ外しが容易で丈夫、2本ピンの方がホールド時により安定感があるといった傾向にあります。
ジムでもこのピンタイプ、特に2本ピンタイプのトレーニングベルトを使っている人を良く見かけます。
メジャーなだけあって色々なブランドやサイズもあるので自分に合ったものを見つけやすいと思います。
レバーアクションタイプ
レバーアクションタイプのトレーニングベルトは特にパワーリフティングを行う人が多く使用しています。
レバーのアクションで着脱を行うため、他のどのタイプよりも楽に脱着可能です。
より集中力を必要とするパワーリフティング競技者が使用するのも納得といったところでしょうか。
また、ベルトが緩んだ状態でピンを留めてレバーのアクションで締めこむのでベルト穴の劣化・使用するベルト穴付近の劣化がしにくいデザインとなっています。
トレーニングベルトのサイズ

トレーニングベルトのサイズ選びはとても重要です。
特に、「長さ」と「幅」をよく考えて選びましょう。
トレーニングベルトの「長さ」
トレーニングベルトは、S・M・Lといったサイズ表示で展開されていることがほとんどです。
とは言ってもブランドによって厳密な長さは異なるため、ベルトサイズ・ウエストサイズを良く確認する必要があります。
トレーニングベルトは自分の実際のウエストサイズよりかなりキツく締めこんで留めます。
ですので、自分のウエストサイズ-5cmから-10cm程度(自分のベルトサイズ)がベルトのサイズに収まっているものを選んでください。
また、増量・減量やウエスト周りが大きく変化するような肉体改造を考えている場合では自分のベルトサイズに対して前後余裕を持ったサイズ調整の可能なベルトを選ぶことをおすすめします。
自分のトレーニング計画を基に、ベルトの長さ・調節穴の数を考えましょう。
大抵の場合は3cm程度の間隔で10個ほど調節穴が開いていますので、よほど大きな増量・減量幅がなければそこまで深く悩む必要はないかもしれませんね。
トレーニングベルトの「幅」
トレーニングベルトの幅が違うと体幹部の安定感に少し変化が出ます。
幅が広いほど安定感は増しますが、当然その分肋骨周りへの圧迫感も増し上体の動きが制限されます。
トレーニングベルトの幅には全体が細いもの・太いもの・ウエスト前部が細くなっているものなどがあり、一般的なトレーニングベルトではウエストの前部分が細くなっています。
ウエスト前部が細くなっているタイプは腰部を広くサポートしつつ肋骨周りの圧迫感が少なくなるようなデザインとなっています。
ですので、BIG3全般や様々なフリーウエイト種目で幅広く快適に使用することが出来ます。
一方で、全体の幅が太く一定のモノは厚みもありサポート力が高くなる反面、小柄な人やデッドリフトのようなかがむ動きがある場合に肋骨周りが窮屈になります。
1本ピンタイプやレバーアクションタイプのベルトは全体が太いものが主流です。
番外編:本革か?合皮か?
一口に革製のベルトと言っても色々な素材が使われています。
本革を使った製品は硬く身体に馴染むまで時間を要します。
徐々に馴染んできて柔らかくなってくると自分だけのトレーニングベルトに仕上がるでしょう。
しかし、本革製品は水を使って洗うことが出来ないのでその点ではPVCレザーのような合皮に軍配が上がるかと思います。
革製のベルトでは裏地がスウェード地のモノが多いですが、汗を吸ってしまうので汚れが残ったりカビが生えてしまうこともあります。
以下で紹介するゴールドジムのプロレザーベルトのように裏地も本革の表側がくるように作られているものであれば、使用後に汗をさっとふき取ることが可能です。
長く使うことを考えると楽にしっかりと手入れ出来る素材で選ぶのもポイントかもしれません。
おすすめのトレーニングベルト3選
どんなベルトを選んだら良いのか、イメージは付いたでしょうか?
安くない買い物になるのでベルト選びはしっかりと時間をかけるのが良いでしょう。
とは言ってもなかなかベルト探しに時間を割けないという方のためにネットで買えるおすすめのトレーニングベルトを紹介していきたいと思います。
丁寧に使用していれば長く使用できるものですから、良いものを手に入れることをオススメします!
ゴールドジム – プロレザーベルト
まずは王道、ゴールドジムのトレーニングベルトです。
これからガンガン身体を鍛えていきたいという人に特におすすめです。
約1cmという厚みのあるベルトが体幹をしっかりと補強してくれます。
King2ring – トレーニングベルト
コスパが優れているとネットで話題のKing2ringのナイロン製トレーニングベルトです。
ウエストに合った形状をしていて腰部が幅広になっている人を選ばないデザインです。
サイズやカラーも豊富なのが嬉しいポイントです。
King2ring – パワーベルト
同じくKing2ringから出ている本革製のパワーベルトです。
ここまでしっかりとしたモノをこの価格で手に入れることが出来るのはビックリです。
バッファロー革は水に強いのが特徴です。
自分に合ったトレーニングベルト選びとは

自分に合ったトレーニングベルトを選ぶためには、
・自分のトレーニング目標 ・相対的に見た自分のトレーニングレベル ・予算やモノのディテールへのこだわり(ブランドなど)
を考える必要があります。
トレーニングベルトは他のギアと同様だれでも使うことが出来ますが、どんな人でも使用するべきというものではありません。
時と場合や、自分の将来的な目標によってあった方が良かったり、 “〇〇なものを選んだ方が良い” といったことが出てきます。
本記事ではトレーニングベルトの選び方やおすすめを紹介しましたが、まだトレーニングベルトの必要性など基本的なことについて悩んでいるのでしたらこちらをご覧になってください。
冒頭でも述べましたが、決して安くない買い物になるので失敗しないトレーニングベルト選びをしてほしいです!
それでは今回はこれで失礼します。
ありがとうございました!