ダイエットを始めようと考えている皆さん!

あなたは自分の身体のどこが気になりますか?

二の腕?お腹?顔周り?

色々あるかと思いますが、やっぱり何と言っても…

「脚」

ですよね!

この記事では、特に女性の皆さんが気になる脚痩せの方法について書いていこうと思います。

それでは行ってみましょう!

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下半身とは…「足」と「脚」

突然ですが、皆さんに質問です。

「足」と「脚」

2つの漢字が意味するものが何かわかりますか?

足・脚・・・

動物の胴に付属していて、歩行や体を支えるのに用いる部分を意味する言葉です。人間では特につま先から足首までを足、足首から骨盤までを脚と区別して書くこともある。

大辞林より参照

辞書で調べた場合、以上のように説明されています。

それでは皆さんが気になる身体の部分というのは、足ですか?それとも脚ですか?

 

太もも…ふくらはぎ…

 

そうです。脚ですよね。

ではなぜ、私が「足」と「脚」ということに注目していただきたかったというと、

足をどう使うかによって、どういう脚になるか決まるからです。

 

ガニ股や内股は脚が歪んでしまっているということ

皆さんは、O脚・X脚という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

いわゆるガニ股・内股というものです。

 

しっかりと足を使って正常な歩き方ができていなければ、脚は歪んでいってしまいます。

脚が歪んでいった結果が、O脚・X脚であり、ガニ股・内股です。

そして、歪んだ脚は脚を太く見せる要因と関係しています。

つまり、正常な足と脚の使い方をマスターすることが脚痩せの第一歩ということです。

 

ではなぜ脚の歪み改善が脚痩せと関係しているのでしょうか。

それは脚が太く見える要因にあります。

歪んでしまった脚は、太い脚を作り出してしまう

脚が太く見える主な要因には、以下の3つが挙げられます。

  • 筋肉がついていて太く見える
  • 脂肪がついて太く見える
  • むくんでいて太く見える

です。

しかし、重要なのは

”なぜ、筋肉がついてしまうのか、脂肪がついたりむくんでしまうのか。”

ですよね。

それでは1つずつ理由を説明していきます。

 

1. 筋肉がついて太くなってしまう理由

まず1つ目ですが、言わずもがなですよね。

筋トレの目的が筋肉を大きくするためなので、筋肉がついたら脚が太く見えてしまうのは容易に想像がつきます。

筋肉が要因で脚が太く見えることについては、女性が脚のトレーニングを敬遠してしまう理由でもあります。

”太い脚をどうにかしたい、でも筋肉がついて太くなるのは嫌だ。”

と思っているだけでは脚は太いままです。

ですが、何もしていないのに筋肉で脚が太くなってしまうのはおかしな話ですよね?

 

実は、トレーニングをしていない方の中にも日常生活で脚に筋肉をつけるような運動をしてしまっている方がいるのです。

それが、脚が歪んでしまっている方です。

O脚・X脚だと、脚の内側外側のどちらかにより強く負担がかかってしまいます。

その衝撃に耐えるため・支えるためには筋肉が必要ですから、意図せずして脚のトレーニングを行ってしまっているとも言い換えられます。

 

2. 脂肪がついて太くなってしまう理由

2つ目の脂肪がついて太く見えるというのもわかりやすい要因ですよね。

脂肪がついて太く見えるのは脚だけではなく腕やお腹周りも同じです。

ですが、上半身にはあまり脂肪がついてないのに脚だけ…といった下半身太りを気にしている方も多いと思います。

実際には下半身太りを気にしている方の多くは身体全体の体脂肪率が高い場合が多いのですが、その他にも考えられる理由があります。

脚に脂肪がつく理由は、ズバリ ”血流の悪化” です。

体内に吸収された栄養素は血管を通って血液とともに体内に送られていきます。

その過程で、アンバランスな筋肉のつき方をした脚を通ったらどうなるでしょう。

車の渋滞や満員列車と同じで流れが滞っていきます。

脚というのは心臓より下にあるので、血液が心臓に戻ってくるためには力が必要です。

しかし、頑張って血管が押し戻そうとしても渋滞が起こっていたら下半身に脂肪となる栄養素が残ってしまいます。

アンバランスな筋肉のつき方は、一方で脂肪がつく原因ともなってしまうわけです。

 

3. 脚がむくんで太くなってしまう理由

そして、血流悪化によって引き起こされるものがもう1つの要因であるむくみです。

むくみとは水分が滞留してしまうことで、以上で説明したことと同様な理由で引き起こされます。

水分の摂りすぎは控えた方が良いと言われていますが、確かに余計な水分が体内に残ってしまうためよくないと言えます。

しかし、水分不足で血液がドロドロになってしまうことも血流の悪化を引き起こす原因になってしまいます。

また、むくみと水分量との間では、食事も関係してきます。

塩分の摂りすぎは水分の過剰摂取を引き起こし、糖分の摂りすぎは血液をドロドロにさせます。

どちらも血流の悪化を招き、むくみの原因となるでしょう。

 

諸悪の根源は、脚の歪み

つまり、脚の歪みは脚を太く見せる主な要因全てに関係しているということです。

脚が歪んでしまえば、余計な場所に筋肉がついてしまい血流の悪化を引き起こします。

血流の悪化は、脂肪の蓄積やむくみを引き起こしてしまうわけです。

脚を歪んだままにしてしまうということは、自分で脚を太く見せていることと同じということです。

正しい歩き方をして、脚の歪みを改善していきましょう!

 

下半身を鍛えるべき理由

 

脚の歪みを改善することが脚痩せにつながると述べましたが、最も大切なことについて勘違いさせてしまうような書き方をしてしまいました。

最も大切なこと、それは…

”脚の筋肉を鍛えること”

です。

 

脚の歪みは脚に筋肉をつけてしまう原因となるわけですが、

まるで、脚を鍛えている全ての方の脚が太いというような説明になってしまいました。

もう一度言います。

脚痩せのために最も大切なことは、脚を鍛えることです。

 

脚=第二の心臓

なぜなら、脚は第二の心臓とも呼ばれており、血液循環において重要な役割を担っているからです。

血液が身体の隅々まで巡ってまた心臓まで戻ってこられる理由は、それだけ勢いよく心臓が血液を送り出しているのではなく、全身の筋肉がポンプの代わりとなって押し戻しているからなのです。

特に、下半身に送られた血液は重力に逆らって心臓のある高い位置まで戻ってこなければいけません。

その過程で、脚の筋肉を使用することは必要不可欠です。

 

長時間座ったままだと脚がむくんでしまう

想像してください。

新幹線や飛行機に乗っているとき、脚はむくんでしまいますよね。

長時間同じ体勢で座っていると脚がむくんでしまいます。

なぜなら脚の筋肉が使われていないために血液を押し戻す力が弱くなってしまっているからです。

つま先を伸ばしたり足の指を閉じたり開いたりストレッチすることが、解消法として挙げられる理由は、筋肉を伸び縮みさせて正常なポンプの作用を一時的に引き起こすためです。

 

つまり、筋肉がつくことは脚が太く見える要因の1つですが、一方で他の要因である脂肪がつくことやむくんでしまうことを防ぐためには脚に筋肉をつけることが必要なのです。

 

 

「脚痩せのための3つの習慣」

 

脚が太くなってしまう原因はもう理解できました。

それでは、脚痩せするために何をしていけばいいのかについて、これからお話していきます。

題して、

「脚痩せのための3つの習慣」

 

筋トレやダイエットに長い時間かけてやっと成果が出るように、

今までの生活を経て変化していった身体を正常に戻すことは正直に言って簡単なことではありません。

しかし、これから説明していくことを日々の習慣にすることが出来れば、身体は必ず変化していきます。

どれも簡単で今スグ実践できることなので、是非お試しください!

今回ご紹介する3つの習慣は以下の通りです。

  • つま先立ち
  • 地面をつかんで歩く
  • あぐらストレッチ

1つずつ説明していくので、実際に試してみてください!

 

1. つま先立ち

その名の通り、つま先立ちを生活の中で取り入れるだけです。

家事をしている時や出勤・通学中の電車の中など、その場で立つ機会があればスグにできます!

 

”立ち仕事でもないし人前でやるのも恥ずかしい”、”辛くて続かない” という方。

 

安心してください、座っている時でも構いません。

座った状態の場合では、つま先を伸ばすイメージでふくらはぎに力を込めます。

かかとを地面に押し付け、アキレス腱を縮めるように行うとふくらはぎに力が入っていることが実感できるでしょう。

 

伸ばし切った状態で5秒キープして元に戻します。

時間を見つけて続けてみましょう!

 

 ワンポイントアドバイス

膝を伸ばした状態でふくらはぎに力を込めましょう。

膝を伸ばした状態にすることで、腓腹筋というふくらはぎのポコッと力こぶが出るところにより力を入れることができます。

膝を曲げた状態で行ってしまうと、腓腹筋の下にあるヒラメ筋という筋肉に力が入ってしまい、ふくらはぎの下部、つまり足首に近い部分が太くなってしまう原因になります。

 

2. 地面をつかんで歩く

2つ目も言葉の通りです。

地面をつかむイメージで歩きましょう。

歪んだ脚になってしまう原因として、正常な足の使い方ができていないことが挙げられます。

靴を履いて平らなところばかり歩いていると、足の裏に適切な刺激が届かず、身体は正常な足の使い方を忘れてしまうのです。

ハイヒールや底の硬いブーツを履いていたとしても、足の指で地面をつかむイメージを持って歩くことを心がけましょう。

 

3. あぐらストレッチ

以上の2つは外に出かけている際に行うことですが、最後の1つは家で行う習慣です。

家でくつろぐときや夜寝る前にやってみましょう。

あぐらストレッチのやり方は以下の通りです。

 

  1. 膝を曲げて左右の足の裏をくっつける
  2. 手で足の裏を持ち、出来るだけ自分の身体に引き付ける
  3. 姿勢を正し、息を吐きながら身体を前に傾ける
  4. 限界の位置で息を吐ききり、2秒止めてから元に戻す
  5.  3-4を数回繰り返す
  6. 足は手で固定したまま、膝を上下に揺らす
  7. 膝を手で持ち、地面に押し付ける
  8. 限界の位置で2秒止めてから手を放す
  9.  7-8を数回繰り返す

 

あぐらストレッチは、脚の付け根やお尻などの股関節周りの筋肉をのばすストレッチです。

凝り固まった筋肉をほぐすことで血流を良くすることが出来ます。

テレビの前でゴロンと寝転ぶ前に、ほんの10分程度で終わるあぐらストレッチをする習慣をつけましょう!

 

 ワンポイントアドバイス

身体を前に傾けるとき・膝を地面に押し付けるときは、息を吐きながらゆっくり行いましょう。

ストレッチは、強く反動をつけたり時間をかけすぎずに行います。

無理なストレッチを行った翌日、筋肉痛になった経験はありませんか?

過度に負荷をかけてしまうことはトレーニングを行っていることと似たようなことです。

自分が心地よいと感じる程度で抑えましょう。

  

まとめ

 

今回は皆さんが気になる下半身のお悩みについてまとめてみました。

自分がなぜ〇〇であるか知ることはダイエットでもバルクアップでも大切です。

目的に合った手段、原因に合った対処法についてしっかり学び、実践していきましょう!

脚痩せを実現する近道は、脚を正常な状態に戻すことです。

この記事で紹介したスグにできる3つの習慣を実践し、憧れの綺麗な脚を手に入れましょう!

足が脚を作ることを、忘れないでください!

それでは今日はここで失礼します。

ありがとうございました!

 

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