コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれていたミスター・オリンピア2020でしたが、先日公式サイトにて正式に開催がアナウンスされました!

例年と比べて約3か月遅れた12月17-20日、ラスベガスのプラネット・ハリウッドで行われます!

※追記
12月1日にMr. Olympia公式サイトより会場がフロリダ州オーランドにあるOrange County Convention Centerに変更になったというアナウンスがありました!

あのアーノルド・シュワルツェネッガー氏も過去に競技者として大会に参加していたミスター・オリンピア。

年に一度の筋肉の祭典についてご紹介します!

スポンサーリンク

ミスター・オリンピアとは?

ミスター・オリンピアとは、IFBB(国際ボディビルディング連盟)が主催するプロボディビル大会です。

プロボディビルの大会としては世界最高峰のものであり、年に一度行われるこの大会で優勝した選手はミスター・オリンピアの称号を得ることが出来ます。

日本ではあまり知られていないのも無理はなく、その理由として日本人のプロ競技者の数が挙げられるのではないでしょうか?

IFBBのプロボディビルダーは現在までに山岸秀匡選手と児玉晋一郎選手しかおらず、児玉選手も2019年にプロになったばかりでメディア露出はほとんどありません。

しかし、有名なところではあのハリウッド俳優であるアーノルド・シュワルツェネッガー氏もこの大会から出世していきました。

過去の優勝者

アーノルド・シュワルツェネッガー氏もミスター・オリンピアをきっかけにハリウッドに進出したとされていますが、それほどこの大会の歴史は長いです。

第1回の開催年はなんと1965年!

今から55年も前です!

そしてさらに驚くことに、半世紀以上毎年大会を行っているにもかかわらずこれまで優勝した選手の数はなんと15人です!

その理由は過去の優勝者名と共に表でご紹介します。

回数名前
8リー・ヘイニー1984年-1991年
 ロニー・コールマン1998年-2005年
7アーノルド・シュワルツェネッガー1970年-1975年, 1980年
 フィル・ヒース2011年-2017年
6ドリアン・イエーツ1992年-1997年
4ジェイ・カトラー2006年-2007年, 2009年-2010年
3セルジオ・オリバ1967年-1969年
 フランク・ゼーン1977年-1979年
2ラリー・スコット1965年-1966年
 フランコ・コロンブ1976年, 1981年
1クリス・ディッカーソン1982年
 サミア・バヌー1983年
 デキスター・ジャクソン2008年
 ショーン・ローデン2018年
 ブランドン・カリー2019年

以上のように、これまで15人しか優勝者がいない理由は複数ミスター・オリンピアの称号を獲得した選手がいるからです。

表を見ても分かりますが、アーノルド・シュワルツェネッガー氏はこの大会で6連覇+1度の優勝を飾っており、ボディビルダーとしても凄まじい経歴を持っていることが分かります。

これまでの最多優勝回数は8回で、1984年から1991年で8連覇したリー・ヘイニー選手と1998年から2005年で8連覇したロニー・コールマン選手です。

2017年まで7連覇を記録していたフィル・ヒース選手が最多タイの8回になるかどうかというところでしたが、惜しくもミスター・オリンピア2018の称号は逃してしまいました。

ということで、2018年・2019年は絶対王者のいない中での戦いが繰り広げられ、現在のミスター・オリンピアはブランドン・カリー選手です。

クラス別で様々な種目があるミスター・オリンピア!

と、ここまで“男性のボディビル”だけの大会のように話してきましたが、ミスター・オリンピアには色々なクラス・種目があります。

現在オリンピアの称号を持つ選手たちと一緒に紹介していきます。

ミスター・オリンピア:オープンクラス

まずは冒頭からお話しているミスター・オリンピア:オープンクラスです。

ボディビルの無差別級といったところです。

2019年のミスター・オリンピアはアメリカ出身のブランドン・カリー選手です。

ボディビルでは筋肉の全体的な完成度はもちろん、大きさ・丸み・カットなど迫力のある身体で競い合います。

プロボディビルディング競技の特性上、年々トレンドや評価の基準が変わってきており、現在では特に筋肉が丸まると張った身体が評価されているように感じます。

212オリンピア

お次は212オリンピアです。

アメリカはヤード・ポンド法を用いているので分かりづらいですが、約96キロまでのクラスとなっています。

このクラスには去年を含み過去4度日本人プロである山岸選手が出場しており、今年も出場権を獲得しています。(オープンクラスにも5回出場している)

別記事にて山岸選手と闘うトップ選手たちについて簡単にまとめてみました!
もしよろしければ見てみてください!

2019年の212オリンピアはリビア出身カタール国籍のカマル・エルガーニ選手です。

審査基準はオープンクラスとほぼ変わらず、ボディビルらしい丸々とした筋肉が評価されます。

また、オープンクラスとは異なり、体重制限があるため身長が低くても活躍できるクラスとなっています。

このカテゴリーは比較的新しいもので、2008年から設立されました。

クラシックフィジーク・オリンピア

こちらも2016年から開始した比較的新しいカテゴリーで、クラシックフィジークという競技のオリンピアです。

2019年のクラシックフィジーク・オリンピアはカナダのクリス・バムステッド選手です。

このクラスはアーノルド・シュワルツェネッガー氏が活躍していた初期の頃のミスター・オリンピアで見られたような身体で競い合われます。

具体的に言うと、このクラスでは身長に対する体重に制限があります。

身長に対してマイナス100+〇キロといった具合に制限があるのでオープンクラスや212クラスのようにめちゃくちゃ迫力がある!というわけではなくバランスの良い仕上がりが求められます。

メンズフィジーク・オリンピア

フィジークはいま日本でもとても人気のあるカテゴリーだと思いますが、当然オリンピアにもあります。

2019年のメンズフィジーク・オリンピアはアメリカ出身のレイモント・エドモンド選手です。

このクラスはサーフパンツを履いて審査に参加しますが、Vシェイプのカッコいい身体!というような評価基準で競い合われます。

張り出した肩と引き締まったウエストは、カッコいい男性の象徴とも言えます。

しかし、2013年から開催されているこのフィジークは、競技人口は世界的にも増えており、選手の体つきも年々大きくなっている傾向にあると思います。

クラシックフィジークの選手にも匹敵するようなサイズの選手がいるなど、正直細かい違いが分からなくなってきている気がします。

ただ、どちらが良いというわけではなく、今後どうなっていくかが毎年楽しみな競技種目になっています!

ミズ・オリンピア

この投稿をInstagramで見る

Blessed, Honored and Speechless to be amongst the greatest athlete in my chosen sport scroll right to view the other awesome athletes🥇➡️➡️ #Repost @this_is_bodybuilding ・・・ I hope you all enjoyed the 2020 inductions into the Official @this_is_bodybuilding Hall of Fame! It was fun presenting this series to you. If your favorites have not been inducted yet don’t worry. 2021 is a blink and a half away. Here are all the TIBB HOF Members to date: TIBB HOF Class of 2020 Rich Gaspari Lee Labrada Vince Taylor Shawn Ray Kevin Levrone Flex Wheeler Iris Kyle Oksana Grishina Joining the Classes of 2018 & 2019 2018 Ronnie Coleman Franco Columbu Jay Cutler Carla Dunlap Cory Everson Bev Francis Lee Haney Rachel McLish Lenda Murray Sergio Olivia, Sr. Steve Reeves Eugen Sandow Arnold Schwarzenegger Larry Scott Joe Weider Dorian Yates Frank Zane 2019 Juliette Bergmann Kim Chizevsky-Nicholls Lou Ferrigno Phil Heath Dexter Jackson Serge Nubret Reg Park Robby Robinson. God is “Good” MsOlympia 10x

Iris Kyle(@iriskyle)がシェアした投稿 –

オリンピアの称号は何も男性だけのものではありません。

女性ボディビル選手のカテゴリーももちろんあります。

それがミズ・オリンピアです。

2014年を最後に開催が無くなっていたのですが、2019年の大会時に復活がアナウンスされました。

実は男性のオープンクラス以外のカテゴリーよりも歴史は長く、1980年より開催されています。

そして、復活前最後の2014年優勝者は山岸選手のトレーニングパートナーでもあるアイリス・カイルで、なんとこの年が10連覇を達成した年でもありました!

6年ぶりに開催されるのでどのような選手がどのような身体で出てくるのかとても楽しみです。

1つだけ言えることは、男よりもでかい!です。

フィットネス・オリンピア

この投稿をInstagramで見る

This quote still continues today especially with the current circumstances. At last years @mrolympiallc when @ifbbprobobchick was interviewing me on stage this was a statement I made regarding my journey to becoming 2x Ms. Fitness Olympia. And this still holds true! Obstacles will always be thrown your way, the path doesn’t always go straight and sometimes you completely derail due to circumstances out of your control. But the true attributes of a champion will display themselves with how you handle the adversity and uncertainty to make the most out of every situation. With today’s announcement of the date change to Olympia you can either look at it with negativity and pessimism OR realize all the good that new changes bring! #EmbraceTheChange and focus on what’s within your control, focus on you and you better believe I’ll be rolling into #Olympia this December ready to battle and bring my BEST! Let’s DO THIS!!👊🏼👊🏼 #GameOn @digitalmusclemedia @dansolomon_official @ifbb_pro_league @npcnewsonlineofficialpage @npcworldwideofficial @npcnewstv @jmmanion @garyudit @t_manion @tamerelguindy @tkguindy @jake_wood_wos @wingsofstrength @competitionfitness @thepros_ifbb_npc @the_pro_ducer @wj_classic #WhitneyJones #MsFitnessOlympia

IFBB PRO WHITNEY JONES(@whitneyjones_ifbbpro)がシェアした投稿 –

女性のカテゴリーには面白いクラスもあって、それがフィットネスカテゴリーです。

このカテゴリーでは容姿に加えて身体能力も審査対象になります。

選手はステージでエアロビクスのようなパフォーマンスをし、動ける美しい身体というものをアピールします。

2019年のフィットネス・オリンピアは2連覇を飾ったウィットニー・ジョーンズ選手で、アメリカの元テニス選手です!

1995年からあるカテゴリーなのでこれまた男性のオープンクラス以外よりも歴史が長いカテゴリーになります。

フィギュア・オリンピア

フィギュアカテゴリーは女性の筋肉の美しさが評価されるカテゴリーです。

2019年のフィギュア・オリンピアはアメリカ出身のシドニー・ギリオン選手で、現在3連覇中です。

2003年から開催されているこのカテゴリーは、ボディビルより筋量が少なくフィットネスのように身体能力が必要とされないものとなっています。

フィットネス競技から転向される選手も少なくないようで、身体の仕上がり具合はやはり凄いです。

筋肉のセパレーションやディフィニションは男性以上だと個人的には思いますし、特に肩の張り出し方なんかは羨ましすぎるくらいです。

ビキニ・オリンピア

次に、女性の美しさを競うカテゴリーであるビキニ・オリンピアです。

2019年のビキニ・オリンピアはエリッサ・ペッシーニ選手でブラジル出身の22歳です。

同じくブラジル出身のアンジェリカ・テイシェイラ選手の3連覇を阻んで初優勝しましたが、なんと言っても22歳でオリンピアの称号を獲得なんて凄すぎます!

2010年から開催されているこのカテゴリーは容姿が特に評価される基準になっているものだと解釈しています。(勉強不足ですみません…)

他のカテゴリーと比べると細いボディラインのしなやかな身体つきは男性ファンを惹きつけます。

ウィメンズフィジーク・オリンピア

最後に、ウィメンズフィジーク・オリンピアの紹介です。

2019年ウーメンズフィジーク・オリンピアはアメリカのシャニーク・グラント選手で2連覇しています。

女性のカテゴリー分けはとても細かく、実際のところ私も大きな違いについて把握できていません。

2019年まではフィットネスが身体能力も評価されるアスリート部門であり、ボディビル競技としてはウィメンズフィジークが女性競技カテゴリーの中で一番バルクがあったと思います。

続いて、フィギュア→ビキニといった具合です。

ウィメンズフィジークというカテゴリーは2013年から開催されていますが、2014年にはボディビルのカテゴリーが開催されなくなったので取って代わったというような形だと思っていました。

今年からボディビルカテゴリーが復活するということで、どのように選手層が分かれていくのかとても楽しみです。

ミスター・オリンピア2020、今からもう待ちきれない!

この投稿をInstagramで見る

Olympia 2020 #PlanetHollywood #December MrOlympia.com

Mr. Olympia LLC(@mrolympiallc)がシェアした投稿 –

去年はオンライン配信サービスを利用して丸一日パソコンにかじりついてショーの観戦をしていました。

特に男性のカテゴリーではここ数年連覇するものが現れず、毎年どうなるものかワクワクさせられています!

これまでは男性のオープンクラスにばかり気がいっていましたが、クラシックフィジークの身体の綺麗さにもカッコいいと感じるようになりました。

人間離れした身体を持つ選手たちの姿、世界最高峰の闘いを今からもう待ちきれません!

スポンサーリンク